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乙女の論理

 

(2018)

 作詞・岩本孝太​ 作曲・桶田知道

 

2nd Album 「秉燭譚」M4

大人に憧れ 破った付け文

色づく気配に心も草紅葉

青さに騙され 恋路に赤面

秋の空とは知らずかい

乙女は幸福であるべきで

悪い夢に覚めるべきではない

秋の扇 知らずに恋して

楓の落葉 それがいい

大人を味わい 色落ちた木の葉は

師走の末 走る雪の売り子

涙で熨斗して送った歳暮

冬の寒さに凍てつくかい

乙女は偽りを着込んでは

髪を解いてひとり女になる

嘘に包み込めれて囁かれ

知らない言葉を覚えだす

見知らぬ春の絵 被った自分

筆を取りながら過ごした夜

気付いた瞬間 戻った気分

涙を流さず家路を急ぐ

乙女が説いた気高き論理

どこかで聞いた垢付く言葉

寂しさ隠した 気取った哲学

手の内無くして泣き笑う

​全てのこれが乙女の論理

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